こんにちは、Naomiです。
「mu.」さんは鳥を愛する大人のための隠れ家的アトリエ&カフェです。
鳥以外にも動植物、アート、アンティーク、静かな空間が好きな方におすすめのお店です。
9月の始めに初めて伺い、翌10月の終わりに再訪してきました。(↓前回記事は以下)
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前回にはご不在だったカフェ担当で鳥好きのeriさんにお会いし、秋〜冬の時期限定のメニューを頂いてきました。
YouTubeにアップしている映像はこの2回目の訪問時の様子なので、ぜひ併せてご覧ください!↓
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「atelier & cafe mu.」さんとは、どんなお店?
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「mu.」さんは芸術家・太田晃貴 (Koki Ota)さんによる作品制作の場であり、同時に作品の展示・販売も行うアトリエです。
作品を鑑賞しながらカフェを楽しむこともできます。アトリエは2023年5月にオープンし、カフェは8月から始まりました。
カフェはこれまで他の場所で人気の料理店や菓子店をお一人で営んでこられた、「ひのと」のeriさんが担当されています。
kokiさんが生み出す繊細な「mu.」の作品と、鳥と多肉植物、アンティークを愛するeriさんが作り上げたセンス溢れるお店の装いは圧巻です。
閑静な住宅街の中にあるお店のお庭には、遊びにやってくる鳥たちの美しい囀りが響き渡ります。
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お店の外観・内観
外観
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「りぶる壱番館」というマンションの右側にお店の門があります。
右側の「mu.」の看板の下に、「atelier & cafe Open」の表示がありました。オープン日にだけ出されているそうです。
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門を入るとすぐ、eriさんの育てているたくさんの多肉植物たちが迎えてくれます。
今回、鳥さんの雨樋に多肉植物を寄せ植えしたものが増えていて、とても可愛かったです!
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ここにいる植物達も所々にいる鳥さんも可愛すぎて、なかなかお店の中に進めません。。
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玄関前の看板。ちょこんといるmu.さんの鳥さんが可愛くてたまらないです。
内観
内観については前回記事により詳しく載せているのでご参照ください。↓
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お席は2名用の席が座敷に1つ、1名用の席が広縁に4つあります。
今回、2名席のテーブルが新たにアンティークのものに変わっていました。(写真を撮り忘れたので以下をご参照ください。)
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お庭が見えるようにと、eriさんが窓を開けてくださっていました。
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このミシン台のお席が可愛くて、日当たりも良いので写真を撮るにはおすすめです。
お店に行ったら、ミシン台の引き出しを開けてみてください。素敵な世界が広がっています。
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広縁のお席は他に、ロッキングチェアのお席とチェス台のお席があります。チェス台の引き出しも開けてみてください。
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mu.さんの素敵な作品とeriさんの可愛い雑貨がぎゅっと詰まっているので、この一番奥のお席もとても見応えがあります。
今回はこちらにmu.さんの新作が加わっていたり、新たな発見もあったので写真を複数載せておきます。
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Le Lundi(ル・ランディ)さんのスワッグはドライが進んでいました。もりもりのアナベルから月桃の実が垂れ下がる様子がおしゃれです。
実は、中央にある淡いピンク色が可愛いセルリアの周りには、祇園祭の祭花として欠かせない「檜扇」の実も入っていたようです。
「mu.」 Kokiさんの作品
「mu.」の作品や作者・太田晃貴 (Koki Ota)さんについても前回記事に詳しく載せています。↓
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2回目訪問した日に出来上がったばかりだった新作。開けるとまたとても素敵な世界が広がっています。
木箱の作品の中でもこちらは、扉を閉めた状態でも小窓から鳥さんが見られるのが嬉しいポイントですね。
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ロッキングチェアのお席上にはハーブの散りばめられた小箱がありました。
mu.さんの立体作品は全て真っ白なので、こちらはドライになったハーブのナチュラルな色が加わって新鮮です。
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ガラスドームの作品にはナマケモノやペンギン、アシカ?などの新たな仲間達も加わっていました。
たくさんあるmu.さんの作品はどれも素敵で可愛くて、お店にいるときは目移りしてしまいます。
こうして写真に撮らせて頂くと後からじっくり細部まで眺めることができるので、改めて気付くことが多々あります。
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この座敷にある作品の展示スペースの白の世界がとても素敵でした。
その後こちらは背景を深緑色に変更されたそうです。
eriさんもインテリア・エクステリア共にこまめに変えられています。
行く度に移り変わる素敵なお店の様子をぜひ楽しみにして伺ってみてください。
お庭と常連のお客さん
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今回初めて見せて頂いたお庭。暗くなるとランプに明かりを灯されているそうです。
常連のお客さん① キジバトさん
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カップルで来る2羽と、おひとり様で来る子がいるそうです。
キジバトさんは街中によくいるドバトさんとは異なり、ちょっと上品で可愛らしい雰囲気があります。
キジバトさんは「デーデー ポッポー」と特徴的な鳴き方をします。
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あるハトさんはきちんとこの右側の門のところから訪問してくるそうです。
写真右側に写っているオニヤンマの模型が気になりました。
常連のお客さん② スズメさん
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スズメさんは団体で来ていて、賑やかにチュンチュン鳴いていましたが、とっさに撮った写真には1羽ずつしか納められませんでした。
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夏には子ちゅん(スズメの幼鳥)もたくさん来ていたようですが、10月末なのでもうほとんど皆、成鳥になっていました。
キジバトさんもスズメさんも本当に可愛いので、ぜひお店でも身近な所でも見てみてください。
鳥さんたちを眺めていると、とても癒されます。
メニュー
メニューはドリンクもフードも増えて冊子に変わっていました。
期間限定のメニューは抑えておきたいものばかりです!
クレープのグラタン、栗のガトーバスク、「muku.」 を頂いた感想
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「クレープ包みのきのこグラタン」¥1,100(税込)
バターで炒めたマッシュルーム、生ハム、ベシャメルソースをクレープ生地で包み、たっぷりのチーズと共に焼き上げているそうです。
クレープのグラタンはフランス北部のピカルディ地方発祥の郷土料理のようです。
クレープ生地の甘味と生ハムやチーズの塩気がバランスよく、一般的なグラタンやラザニアとはまた違った味わいです。
白い小皿に入っているのは「燻製塩」。グラタンはそのままでもとっても美味しいですが、この燻製塩が香ばしくてパラっとかけるとまた風味が増して良かったです。
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「ガトーバスクマロン」¥680,「muku.」¥980,「文鳥ブレンドティー」¥750,「珈琲」¥600(税込)
- 「ガトーバスクマロン」(右上)
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少し塩気のあるサブレ生地にラム酒風味のカスタードクリーム、栗の渋皮煮とカシスジャムの構成だそうです。
香ばしくてザクザクの生地とカスタードクリームが美味しくて、栗にカシスという相性の良い組み合わせで最高でした。また食べたいし、栗なしのシンプルなガトーバスクも頂いてみたいです。
- 「muku.」(左手前)
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“無垢”をイメージした卵型の濃厚なレアチーズケーキ。羽根のラングドシャ、ドライイチジクの赤ワイン煮、クルミのキャラメリゼ、全粒粉クッキー、ベリーソースなどが添えられています。
前回も頂いていますが、その美味しさと芸術的で可愛らしい見た目とで何度も食べたくなります!
- 「文鳥ブレンドティー」
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オレンジフラワー、オレンジピール、エルダーフラワー、ラベンダー、ハニーブッシュ、キンモクセイなどのハーブをサバラガムワ紅茶*にブレンドしたもの。良い香りで柔らかな甘さがあって飲みやすくおいしいものでした。
eriさんが以前飼っていた可愛い白文鳥をイメージして作ってもらったそうです。
作られたのは「菓子屋のな」さんで「豆と葉っぱ」というワークショップをしている紅茶担当の猪塚恵さんという方。
*サバラガムワ紅茶…スリランカのセイロンティー、5つの産地のうちの1つ。甘く、若葉のような香りがするのが特徴。
- 「珈琲」
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ホットコーヒーは夫が飲みましたが、酸味が少なくスッキリ飲みやすいものだったそうです。
《気になった食器類》
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右のコーヒーが入ったカップは鳥さんの描いてある、イギリスか日本のヴィンテージっぽいもの。
文鳥ブレンドが入った白のマグカップは、奈良の陶芸家・見野大介さんのものだと思われます。「若葉屋」さんといううつわ屋さんでの個展を今年見に行きました。
白くてぽってりとした文鳥さんのようで、温かみがあってお茶をより美味しく感じさせてくれます。
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eriさんがお砂糖をとっても可愛いオランダのエッグスタンドに入れて出してくださいました。スプーンはフクロウさん。
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右は今回初めて見た陶器の鳥さんコースター。
グラタン用の燻製塩がのった白の豆皿からも、使い進めると可愛い鳥さんが突如現れてビックリ!
eriさんは素敵な鳥さんアイテムをたくさん持っておられるので、訪れる度に何が出てくるかとても楽しみになります♪
テイクアウトしたお菓子
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今回は「ジンジャーレモンケーキ」(一番下)と「かぼちゃのソフトクッキー」(中段右)が新たにありました。(※かぼちゃのクッキーはハロウィンの10月限定品)
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お皿中央にある「酒かすフルーツケーキ」は前回は小さいサイズのを頂きましたが、この大きいパウンドケーキ型の方が真ん中の白い部分が多くてより美味しさを存分に感じられました。毎回買いたくなる美味しさです。
「かぼちゃのソフトクッキー」はかぼちゃ感が強く濃厚でしっとりしていて美味しかったです。さつまいもなどもあったらいいなと思いました。
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「ジンジャーレモンケーキ」(中央)はレモンピールの入った生地に生姜がピリッとアクセントになった少し大人の味。ありそうでない珍しいケーキは好みの味でした。
鳥さんのショートブレットとクッキーももちろん買いました。クッキーには新たに「MU.」とロゴが入っていました。
より美味しく頂くにはできるだけ早く食べた方が良いですが、可愛いのでついつい長く取って置きたくなってしまいます!
まとめ、注意事項
「atelier & cafe mu.」さんは鳥を愛する大人のための静かな癒しのアトリエ&カフェ。
繊細なアートを眺めながら美味しいスイーツを頂けます。
kokiさんの新たな作品や、eriさんのその時々限定のメニューを楽しみに、ぜひ訪れてみてください!
*お店の利用は小学校中学年以上から可(繊細な商品が多数展示されているため。)
*店内、作品等の撮影は自由。他のお客さんの迷惑とならないよう注意。
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最後までご覧頂き、ありがとうございました!
近隣のおすすめスポット
今回はアンティークに纏わるお店をご紹介したいと思います。
《カフェ》WIFE&HUSBAND
賀茂川ピクニックでとても有名なお店。 https://www.wifeandhusband.jp
コーヒーとアンティーク好きなご夫婦が営まれており、店内もピクニックグッズも素敵な古物だらけです。
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京都駅の近くにはコーヒー豆とフランスアンティークを中心とした古物を販売する店舗「Roastery DAUGHTER & Gallery SON 」があります。
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今年の夏にアンティークのお皿を探しにこちらに伺った際、偶然店主のKyoichiさんがおられて、アンティークの品々について色々とものすごく詳しく教えてくださいました。コーヒーと古いものが好きな方はぜひ!
《アンティークショップ》pebble
2023年4月にオープンされたフランスアンティークとヨーロッパの古道具を扱うお店です。
実店舗にはタイミングが合わずまだ伺えてないのですが、平安蚤の市に出店されているときに拝見しました。
明るくて気さくな男性の店主さんなのですが、品揃えはとても可愛らしいものが多くて素敵でした。
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鳥の描かれたお皿やオブジェなどがわりと多い印象なので、この店主さんも鳥好きさんなのかもしれません!
↑これがとても気になっていましたが、見に行った時には既に売れてしまっていました…。
古いものとの出会いは一つ一つが貴重なので、良いと思ったらその機会は逃さないようにしないといけませんね。
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店舗情報
店名 | atelier & cafe mu. |
住所 | 〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町670−11 りぶる壱番館 1F MAP |
アクセス | ①地下鉄「鞍馬口」駅より徒歩約9分 ②「出雲路俵町」バス停より徒歩約6分 ③「葵橋西詰」バス停より徒歩約15分 |
パーキング | なし。近隣のコインパーキングへ。 自転車は店舗入り口前の通路に約2台駐輪可能。 |
営業時間 | 13:00〜20:00(19:30 L.O. ) |
営業日 | Instagramにて要確認 (※営業日以外の利用は事前に連絡すれば可能な場合もあり) |
支払い方法 | 現金、カード、電子マネー可 |
電話番号 | 非公開 |
mu.000@outlook.jp | |
【店舗・彫刻】@mu.mu.000 【カフェ】@mu._eri 【絵画】@mu.paint | |
公式HP・オンラインストア | https://ateliercafe-mu.square.site |
YouTube | https://www.youtube.com/@atelie-cafe-mu |