【桂】中村軒|「すだち氷」8月限定の爽快かき氷

こんにちは、Yuです。京都の夏は40度に近づく日も多く、とても過酷な季節です。そんな京都の夏を過ごすのに必要不可欠なお菓子。そう、かき氷。

かき氷と言えば舌を真っ赤にしながら食べるイチゴシロップや、真っ青にしながら食べるブルーハワイを思い浮かべる方が多いと思います。ここ京都には定番のかき氷以外にも「すだち氷」という、名前からしてとっても爽やかになれそうなかき氷を頂ける「中村軒」さんという和菓子屋さんがあります。

数ある京都の和菓子屋さんの中でも中村軒さんは僕達ふたりが最も通っている和菓子屋さんのひとつです。今回はそんな中村軒さんの「すだち氷」と一緒に頂いたさっぱりそうめんをご紹介します。

目次

中村軒さんについて

一言で言うと、中村軒さんはふたりが一番好きな和菓子屋さんのひとつです。

僕はもともと和菓子が好きで、京都に移住して以来、たくさんの和菓子を食べてきました。「和菓子といえば京都」と言うくらい京都は和菓子で有名なところですからね。そんな中でも中村軒さんは数え切れないほど通っています。「その理由は?」と聞かれれば

  • とにかく美味しい
  • 量が多い
  • 比較的お手頃価格

これです。

とにかく美味しい

まず、味についてはとにかく美味しいんです。中村軒さんのお菓子(お食事)の味はどれもとても繊細で上品な味をしています。お菓子に関して言うと、甘さは控えめなものが多いです。ガッツリした甘さがお好みの方はもしかすると少し物足りないかも知れませんが、小豆やお餅などの素材そのものの味を楽しみたい方にはぴったりの和菓子屋さんです。

量が多い

次に、お菓子の量や大きさについてなのですが、京都の和菓子屋さんやお料理屋さんは全体的に量が少ないお店屋さんが多いです。それは、器に少量を綺麗に盛り付けることが「風情がある」とか「美しい」とされているのだとか。そんなことを地元の京都人の方に教えて頂いたことがあります。そんな中、中村軒さんのお食事はどれをとっても量がたっぷり。お得感満載なんです。これはやっぱり嬉しいですよね。花より団子とはまさにこのことですね。

比較的お手頃価格

そして最後にお値段についてなのですが、中村軒さんは一部のメニューを除いて一品1000円せずに食べられると言う破格の安さ。お値段は下の「メニュー」をぜひご覧になって下さい。京都でお商売をされている方には怒られてしまうかも知れないのですが、京都のお食事屋さんはどちらもお高めのところが多いです。

京都の街中の和菓子屋さんですと、例えばかき氷は1000円以上するところも少なくないです。お食事も一品1000円では厳しいところも多いので、この質と量でこの価格は価格破壊だと思います。

そんなこんなで京都で暮らし始めて以来、僕たちふたりは中村軒さんに惚れっぱなしなのです。

メニュー

お食事のメニューです。季節によってメニューが変わります。メニューは季節ごとに中村軒さんのInstagramのアカウントで告知されるのでぜひフォローしてみて下さいね。

中村軒さんの名物「麦代餅(むぎてもち)」

中村軒さんの名物のお菓子「麦代餅むぎてもち」。お餅のなかにつぶあんが包まれたお菓子です。これ、本当に美味しいんですよ。

1000個は食べられる美味しさなので、中村軒さんに行かれた時にはぜひ購入されることをお勧めします。

ちなみに麦代餅はお店の中でも頂けますし、お持ち帰りもできます。

【ふたりのアドバイス】
お菓子を買う時に気を付けておくと良いこと

中村軒さんのお菓子は保存料を使用していないのでとてもデリケートです。

例えば麦代餅は硬くなりやすいので、買ってから長時間が経つと味が落ちてしまいます。

美味しい中村軒さんのお菓子は店内で頂けるものはできるだけ店内で頂くか、持ち帰る場合にもできるだけ早く頂くことをお勧めします。

コーヒーのメニューです。

季節のお菓子とお茶のメニューです。

ご存じでない方のために説明をしておくと、「おうす」と言うのは「お抹茶」のことです。実はお抹茶には濃度によって「おうす(お薄)」と「おこい(お濃)」との2種類に分類されるのですが、普段僕達が口にするお抹茶は「おうす」なんです。お店屋さんで「おこい」はほとんど見たことないですね。

そうめんセット

そうめんセット(1080円)

今回はお食事でそうめんセットを頂きました。ご飯はしそごはんです。

そうめんは透き通った綺麗なおつゆが特徴です。味は優しい薄味です。しっかりとしたお味というよりは繊細で、お出汁の風味を楽しむそうめんです。

しそごはん。お赤飯と選べるのですが、この日はお赤飯が売り切れでした。

ちなみになのですが右上に見える昆布の箸休めがとても美味しいんです。山椒がきいています。山椒が苦手な方はちょっと厳しいかも知れません。

8月限定「すだち氷」と定番「宇治金時」

すだち氷(左:890円)、宇治金時(右:870円)

そうめんセットを頂いたあとはいよいよ季節のかき氷の「すだち氷」です。

写真の左側がすだち氷、右側が定番の宇治金時です。

すだち氷(890円、白玉はトッピングメニューから1個60円)

すだち氷は一見何もかかっていないように見えるのですが、しっかりとすだちのシロップがかかっています。味はすだちの爽やかな酸味と蜂蜜の優しい甘みとが絶妙な美味しさを引き出しています。上にちょこんと乗っかっているすだちの実もかわいいです。シロップが足りなくなった時には手前にある銀色の容器に入っているシロップを足して食べます。

すだち氷には白玉はセットで付いていないので、メニューのかき氷トッピングから1個60円で追加することができます。

宇治金時(870円、白玉3個付)

こちらは宇治金時です。定番のかき氷メニューとしてラインナップされています。宇治金時には白玉3個がセットで付いてきます。

お店の外観と内観

外観

お店の佇まい

中村軒さんでは中のお席でお食事を楽しむこともできますし、お菓子を買って帰ることもできます。

お席でしか頂けないメニューと持ち帰りしかできないメニューとがありますので、事前に調べて何を食べるか・買うかを決めてから行くことをお勧めします。電話で取り置いて頂けるものもあるので、電話で相談するのもお勧めです。

  • 中村軒さんの電話番号:075-381-2650

お席(2階席)

お席を紹介します。1階にもお席があるのですが、この日はお客様がたくさんいらして撮影できなかったのでまたいつか紹介したいなと思います。

階段裏のお席
階段裏のお席
階段裏のお席
窓際のカウンター席(右側)
窓際のカウンター席(左側)
テーブル席
テーブル席
テーブル席(奥からカウンター席に向かった写真)

床の間

テーブル席のお部屋には床の間があって、季節ごとに飾りが変わります。床の間って和室の象徴だと思うのですが、最近ではあまり見かけなくなったので、和の雰囲気が好きな方にはとても嬉しい空間だと思います。

きびとお菓子の本と可愛い絵
ほおずきとりんどう
長刀鉾の赤熊(しゃぐま)

赤熊しゃぐま」というのは祇園祭の「長刀鉾なぎなたほこ」の屋根と鉾頭の間にある藁細工のことです。魔除けになるそうです。

祇園祭が終わって何日か経った頃だったので赤熊が飾ってありました。京都ならではの飾りですね。

上の写真が長刀鉾で、赤丸で囲ってある部分が赤熊です。

ころんとしててなんだかかわいいです。

こういう伝統的な品々がふとした瞬間に街中のどこかで見つけられるのは京都暮らしの魅力のひとつだなと感じています。

見つけようと思うとなかなか見つからないのですが、ふらっと出歩いて特に何も注意もしていない時に突然現れます。

こういう風情が京都暮らしを気に入っている理由のひとつです。

坪庭

1階の奥には素敵な坪庭があります。青もみじ、灯籠、苔、松、飛石、美しく置かれています。

坪庭
坪庭横の茶室
手水鉢(ちょうずばち)

おみやげ

僕達が中村軒さんに行く時はほぼ毎回、お席でお食事を頂いてその後、お土産のお菓子も買って帰ります。

ついつい買い過ぎてしまいますが、何度食べても美味しいのでそこはご愛嬌。

一番手前のきなこのかかっているお菓子から時計回りに麦代餅むぎてもち(300円)、かつら垣(230円)、小さい水鏡(260円)、大文字薯蕷じょうよ(260円)、くず桜(230円)です。

  • 【麦代餅】:おくどさん(お釜)で炊いた小豆をお餅で包んだお菓子。中村軒さんの名物。すぐに硬くなってしまうのでできるだけ早く食べるのがお勧め。
  • 【かつら垣】:葛と黒蜜を混ぜたお菓子。
  • 【小さい水鏡】:水羊羹。なめらかな口当たり。
  • 【大文字薯蕷】:京都のお盆(8月16日)に行われる「五山送り火」のひとつ大文字をあしらった上用まんじゅう。お山さんにちょこんと「大」の文字があってかわいい。かなりマニアックですが、大の右払いがとってもリアル。
  • 【くず桜】:葛でこしあんを包んだお菓子。ほんのり桜の葉の風味がして美味しいです。

中村軒さんは数ある京都の和菓子屋さんの中でも本当におすすめの和菓子屋さんです。ぜひ一度足を運んでみて下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

店舗情報

住所京都市西京区桂浅原町61 MAP
アクセス①阪急桂駅東口より徒歩約15分 ②阪急西京極駅より徒歩約19分 ③バス桂離宮前より徒歩約1分 
電話番号075-381-2650
営業時間  お菓子の販売 8:30〜17:30 茶店 10:00~17:00ラストオーダー
定休日毎週水曜(祝日は営業)
instagram@mugitemochi
HPhttps://www.nakamuraken.co.jp

Instagram

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この記事を書いた人

1988年5月生まれ。
20代の頃、進学を機に京都へ移住。京都好きの妻Naomiとの出会いをきっかけに京都の魅力を知る。
【趣味】水泳、バイク、パン作り
【好きな京都グルメ】パン、中村軒さんのおぜんざい

YouTube「愛する京都」〜京都での日々をつづる夫婦のvlog〜

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