こんにちは、Naomiです。今回は東山にあるBENOIT Kyoto (ブノワ 京都)さんでアフタヌーンティーをしてきました。
実は先日私の誕生日だったのですが、誕生日に行きたくなるのがアフタヌーンティーなんです!
そこで今回は、アフタヌーンティーの中でも京都らしさを感じられるところに行きたいと思い、このお店を選びました。
カフェの本などに載っていて知ったのですが、こちらではお店の中から京都や東山の象徴である八坂の塔(法観寺)を眺めることができるんです。とても素敵なお店だったのでぜひご覧下さい!
YouTubeもありますので、ぜひ合わせてご覧ください!
BENOIT Kyoto (ブノワ 京都)さんとは、どんなお店?
「ブノワ 京都」さんは、清水寺の近くに2020年3月に開業した「ザ・ホテル青龍 京都清水」内にあるレストランです。
「ブノワ」はフランス・パリで100年以上続く老舗のビストロです。それを世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリが2005年に受け継ぎ、お店を東京やニューヨークにも広げました。そして上記のように2020年に京都にもブノワが誕生。
京都らしさを取り入れたモダンなビストロ料理が楽しめるお店となっています。
お店の外観・内観
ホテルの入り口からお店の外まで
こちらが「ザ・ホテル青龍 京都清水」への入り口です。「BENOIT Kyoto」の看板も出ています。
東大路通りから清水坂へ入り、5分くらい歩くと左手にあります。
少し入るとすぐに八坂の塔(法観寺)が見えてきます。
守衛さんのいるホテルのエントランスの所で検温・消毒をします。
門を入って右手にはホテルの建物。屋上に見えるのはルーフトップバー「k36」です。ここも行ってみたいんです。
ホテルの建物は歴史ある元清水小学校の建物をリノベーションしたものでとても素敵なので、いつか泊まってみたいです。
もみじが色付いてきていてとても綺麗でした。
門の左手側に「BENOIT Kyoto」があります。
一見ガラス張りのモダンな建物ですが、よく見ると屋根が瓦屋根だったり、鎖樋(鎖状の雨樋)が付いていたりと日本家屋の特徴も有しています。料理のようにモダンなものと日本の伝統とが融合しているように見受けられます。
色付き始めのもみじと法観寺。京都好きの自分にはたまらない光景です。
お店の内観
写真中央にあるのが店員さんが作業に使われているバー(?)カウンターです。黒い壁のカウンターの奥は厨房です。
ダイニングの家具やカウンター、バーカウンターはフランスの蚤の市で選んだアンティークをそのまま、または修復したものだそうです。
法観寺の入った絵になる眺め。法観寺が綺麗にガラスの窓の枠内に入るように絶妙な設計をされた建物なのだと思われます。
おそらく窓際に座るよりも、この赤いソファーのあるお席からの方が法観寺の眺めは良いと思います。
写真右奥に写っているのがアンティークのバーカウンターかもしれません。
アフタヌーンティーのメニュー
左側がドリンクメニュー。赤線で囲われたシャンパーニュとウォーター類は有料。その下のお茶・コーヒーのメニューはフリーで、好きなものを好きなだけ頂けます。
・コーヒー(ホット・アイス)、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ
・紅茶(アッサム、アールグレイ) ・ハーブティー(ミント、カモミール、ヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)、ルイボス)
右側がフードメニュー。以下に詳しく書いています。
アフタヌーンティーを頂いた感想
今回のアフタヌーンティーは、 1名5,995円×2名分=11,990円(税・サービス料10%込) でした。
お席に着くとまず、食前酒代わりのお茶(確かルイボスティー)と、スコーンが運ばれてきました。
私はアフタヌーンティーではいつも一番最後にスコーンを食べるのが好きなので、一番初めに出てきて戸惑いました。
でも、食べてみてその理由が分かりました。焼き立てのように温か、ふわふわで柔らかく、食べたことのない優しい食感と味わいでした。とても美味しいので確かに一番最初に頂くのにふさわしいものだと思いました。
こちらの手前がスコーン用のジャム(左:柑橘、右:フランボワーズ)で、奥がフランボワーズの入ったホイップバターです。
私は特にこのジャムが美味しすぎて、たくさんスコーンに付けて、余った柑橘のピールはそのまま頂きました。
フレッシュな果実をあまり加糖はせずに素材の甘さを生かした感じのとても上品な味わいでした。
スコーンを食べ終わると、他のスイーツと*セイボリーが運ばれてきました。
*セイボリー…食後や食間に食べる塩気のある甘くない食べ物のこと。
〈セイボリー〉 一番右のものから時計回りに
・パテ・ド・カンパーニュ、玉ねぎのコンポート、ピスタチオ、紫蘇→パテと飴色の玉ねぎの組み合わせが良かったです。
・ベジタブルサンドイッチ、カクテルソース→野菜サンドですが、色々な野菜が入ったものを揚げてあるので少し重ため。
・信州サーモンの燻製、キャビア・ゴールド→これが一番好きでした。サクサクの薄い生地の上にサーモンとキャビアが載っていて、中にはチーズ系のクリームが入っていました。
〈スイーツ〉 一番手前のものから時計回りに
・季節のフルーツとココアのタルト→ これが一番好きでした。とてもフレッシュでジューシーなフランボワーズとブルーベリーが載っていて、中のクリームとタルト生地もとても美味しく良い組み合わせでした。
・モンブラン ブノワ風→お花型の可愛いモンブラン中にカシスのソースが入っていて美味しかったです。
・レモンと柚のタルト→柑橘系の好きなものでした。レモンに柚子の風味も加わり、日本らしさが出ています。
・ル・ショコラ・アラン デュカス東京工房のチョコレートとゴマのビスケット→チョコレートはダークで濃厚なとても上品なお味。下のゴマのビスケットは香ばしくてサクサクです。
・グリオットチェリーのクリームとサブレ→濃いピンクのフリルのような派手なデコレーションですが、甘すぎず美味しいチェリーサンドでした。
・抹茶のシュー→上に載っているホイップは甘さがとても控えめで、中の抹茶クリームはとても濃厚で美味しいです。
・サヴァラン・アルマニャック・シャンティ(左側のガラスの器)→ラム酒をかけて頂きました。しっとりふわふわです。
フランボワーズとブルーベリーのココアタルト。とても綺麗で美味しい。
モンブランのクリームの搾り方は芸術的で美しい。
グリオットチェリーのクリームとサブレは、横から見ると可愛いです。
こちらの窓側の角にあるお席で頂きました。この写真ではとても分かりにくいのですが、外の木々の合間から法観寺はそれなりに見えていました。
このような感じに見えます。法観寺はたびたび撮影をしに行きますが、こうやって素敵な空間の中で美味しいものを頂きながら眺めることができるのは、京都ならではのとても素敵で特別なことだと感じました。
紅葉の見頃の頃はきっとさらに美しいと思います。
まとめ その他 注意事項
「BENOIT Kyoto」さんのアフタヌーンティーはどれも味のバランスが良く、全体的に食べやすい内容になっていました。
甘すぎるものなどはなく、酸味の効いたものや素材の美味しさを生かしたものが多く、程よい量だと思います。
そして、高級ホテル内のレストランらしくとても上品で高級感のある美味しさでした。
美味しいお料理と京都らしい眺望で、とても優雅なひとときをゆったりと過ごすことができます。
※メニューは季節や時期、仕入の状況等によって少しずつ変わるそうです。最新のメニューはサイトの予約のページ等でご確認ください。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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店舗情報
店名 | BENOIT Kyoto (ブノワ 京都) |
住所 | 〒605-0862 京都府京都市東山区清水2丁目204−2 内 The Hotel Seiryu MAP |
アクセス | ①清水五条駅より徒歩約18分 ②「清水道」バス停より徒歩約5分 |
パーキング | なし。近隣のコインパーキングへ。 |
営業時間 | Lunch 11:30-15:30(L.O.14:30) Afternoon Tea 13:30-16:30(L.O.15:30) Dinner 17:30-22:00 (L.O.20:30) |
定休日 | ホテルの営業に準ずる |
支払い方法 | カード可 電子マネー・QRコード決済不可 |
電話番号 | 075-541-0208 |
@benoitkyoto_restaurant | |
お店のホームページ | https://www.benoit-kyoto.com |