【祇園】洋菓子ぎをんさかい|花見小路にある人気の洋菓子店 新年を祝うフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」

こんにちは、Naomiです。

フランスで新年のお祝いに食べる伝統菓子、「ガレット・デ・ロワ」

興味はあったものの、今までホールのちゃんとしたものを買って食べたことはありませんでした。

昨年、フランスアンティークの食器類を集めるのにはまったことから、フランスの文化や伝統的なことにも深く関心が向くようになったため、今年は試してみようと思いました。

ガレット・デ・ロワはシンプルな焼菓子のケーキですが、調べてみるとホールで販売されているものは思いのほか高価なお店が多かったのです。

そんな中でも「ぎをんさかい」さんは祇園の有名店なのに他店よりお手頃価格な上、王冠やフェーヴもちゃんと付いてくるので買いに行ってみました。 結果、大当たり! 有名店の名を裏切らない美味しさでした。一緒に買ったとても可愛い「雪うさぎ」のチーズケーキも美味しかったです。(※ぎをんさかいさんのガレット・デ・ロワは、1月8日(月)までの期間限定販売です。)

「ガレット・デ・ロワ」…1月6日にキリスト教の「公現祭」(エピファニー:Epiphanie)をお祝いして食べるお菓子。アーモンドクリームが入ったパイ菓子で中にフェーヴ(fève、ソラマメの意)と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っている。家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれる。

目次

「洋菓子ぎをんさかい」さんとは、どんなお店?

祇園の花見小路通にある京都らしさ溢れる人気のパティスリー・洋菓子店です。

運営元の株式会社美十は、京都みやげとして大人気の「京ばあむ」「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」などを製造・販売している企業です。

2023年の夏に、以下の水風船を模したケーキが大人気となっていました。

お店の外観・内観

外観

花見小路のメインの通沿いにあるため、祇園らしい風情ある佇まいをしています。

内観

お正月のお飾りがありました。

店内に入ると右側にお菓子が陳列されています。

カフェ利用する場合は1階でケーキを選んでから、この階段で2階へと上がります。

年明けだったので、お正月の飾りがありました。

カフェはテーブル席が3組とカウンター席が6席あるようです。上の公式サイトの投稿にカフェの利用案内が書かれています。

1階奥の待ち合いらしきスペース。壁に掛かった写真の作品は焼菓子コーナーの前に展示されていました。↓

株式会社美十の製品開発部シェフ・的場勇志さんが、2023年の「第 19 回 *クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」日本予選 に出場し、A 部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)にて優勝した作品だそうです。

こんな繊細かつ緻密な作品が飴でできているとは驚きです。

 *フランスで2年に一度開催される、世界を代表するパティスリーのコンクール。

カフェメニューとテイクアウトのお菓子

カフェメニュー

お店の入り口にあったメニュー

今回はテイクアウトしましたが、写真右上のようなカフェ限定のメニューもあるのでまた利用してみたいです。

テイクアウトのお菓子

生ケーキのショーケース

華やかで可愛らしい見た目のケーキがたくさんあります。

この写真に写る5種類(Richピスタチオ、紅りんご、福玉、雪うさぎ、苔玉)は季節限定のケーキです。

このように華やかで見栄えの良いケーキが季節ごとに色々とあるようです。

今回のお目当て、「ガレット・デ・ロワ」。販売されていたのは15cmの5号サイズ一種類のみでした。

このアップルパイも季節限定かつ土日祝限定販売の商品みたいです。

240103_ぎをんさかい_本文-06
240103_ぎをんさかい_本文-08
240103_ぎをんさかい_本文-09
240103_ぎをんさかい_本文-07
240103_ぎをんさかい_本文-14
previous arrow
next arrow
 

日持ちする焼き菓子類は和の素材を使ったものも多く、お土産や贈答用に良さそうなものが色々ありました。

「ガレット・デ・ロワ」と「雪うさぎ」を頂いた感想

今回の購入品:「ガレット・デ・ロワ」¥1,944、「雪うさぎ」¥1,026 (税込)

私の好きなチーズケーキ系のケーキは3種類あって迷いましたが、可愛さで雪うさぎさんにしました。

「ガレット・デ・ロワ」

周りのパイ生地はとてもサックサク。中のアーモンドクリームはしっとりなめらかでラム酒の風味が良く、甘すぎずとっても美味しかったです!4分の1ずつ食べましたが、一気に半分食べちゃいたいくらいでした。。

「雪うさぎ」

削った氷餅というものをまぶし、雪のふわふわ感を再現しているそうです。

ふわふわでコロンとしていて、なんとも愛らしい雪うさぎさんです!


周りはふわっとした食感のマスカルポーネのムースで、
中には金柑のコンポートオレンジクリームヘーゼルナッツのムースが入っています。

全体的に程よい甘さで、ふわっと軽いマスカルポーネのムースに金柑やオレンジの酸味が心地よく、ヘーゼルナッツは主張しすぎず良いアクセントとなっていました。

微量のお酒が入っているとのことですが、ほとんど気にならない感じでした。

別添えで付いてきたフェーヴはプリンでした。可愛いです。

お手頃価格なのに、このように高級感のある無料の紙袋やお箱に入れてくださるので、贈り物にもおすすめです!

ちなみに、ガレット・デ・ロワのホールの相場は大体4,000円前後くらいするお店が多い印象。

ぎをんさかいさんのものはおよそその半額程度。なのにとても美味しく、色々ちゃんとしてるのでかなりお勧めです!

まとめ、注意事項

「洋菓子ぎをんさかい」さんは祇園の花見小路にある、カフェ利用もできる人気パティスリー。この時期だけのサクサクで香ばしいガレット・デ・ロワをぜひ試してみて下さい。

*ガレット・デ・ロワは、1月8日(月)までの期間限定販売です。

*ネット上から店舗受け取りの取り置き予約ができますが、3〜4日後以降の日付からしかできないので、それ以内に購入したい場合は直接お電話でお問い合わせください。

我が家の王妃

他に気になるガレット・デ・ロワのあるお店

私が調べた中で他に気になったお店をいくつか挙げておきます。

【烏丸御池】grains de vanille(グラン・ヴァニーユ)さん

こちらのガレット・デ・ロワを絶賛するグルメな方の意見をいくつか見たので、きっと間違いないと思います。

【西大路七条】KIMURA(キムラ)さん

こちらも行列のできる大人気の洋菓子店で、「ここの○○(ガレット・デ・ロワを含む様々なケーキ)は一番美味しい!」という意見をよく見るので、こちらもぜひ食べてみたいです。

【茶山】lapense’e(ラ・パンセ)さん

こちらは何と、「ガレット・デ・ロワを追及し続けているパンとお菓子のお店」で、店主さんはガレット・デ・ロワのコンテストで1位をとった経験もあるそうです。

こんなお店があったなんて今まで知りませんでした。こだわりのガレット・デ・ロワはぜひ食べてみたいです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました!

近隣のおすすめスポット

店舗情報

店名洋菓子ぎをんさかい
住所〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570−122 MAP
アクセス①京阪「祇園四条」駅より徒歩約7分 ②「四条京阪前」,「祇園」バス停より徒歩約4分 ③「四条河原町」バス停より徒歩約9分
パーキングなし。近隣のコインパーキングへ。
営業時間【カフェ】12:00~17:00(16:30L.O. ) 【ショップ】12:00~18:00
定休日木曜日
支払い方法現金、カード、電子マネー可
電話番号075-531-8878
Instagram@gion_sakai
ホームページhttps://www.gion-sakai.com

Instagram

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1987年10月生まれ。
20代後半に、住みながら京都を巡りたいと思い、大好きな京都へ移住。趣味は旅行。パン屋巡り、寺社巡り、野鳥やお花を眺めることが好き。

YouTube「愛する京都」〜京都での日々をつづる夫婦のvlog〜

目次